ロンドン 日本人が多いエリア
海外で住む場所のパターン
海外留学、海外赴任時にまず一番の悩みは街のどこに住むかだと思います。パターンは２つに分けられると思います。
A：通勤・通学を優先のパターン、もしくは
B：居住エリアの環境を優先するパターンです。
後者の場合は、多くの日本人は、日本人の居住者割合が多いエリアに住むことが多くなります。この理由・メリットは３つに大別されます。
１：比較的治安の良さが期待できること、
２：日本の食材や教育環境が得られることが期待できること、
３：近隣の日本人からの支援が期待されること
もちろん、Aのパターンであっても地区や交通アクセスによっては１、２、３が全く問題ない場合もありますし、Bのパターンであっても１、２、３にばらつき・期待以下であったり、逆に期待以上に過剰であった（均一性を求める傾向にある日本人コミュニティー内のおつきあいで）という話も聞きますのでA、Bのどちらのパターンであっても一長一短で、最終的にはその時の家族の価値観次第だと思っています。また別ページにも記載しましたが、ロンドンの街の治安や環境はモザイク状と言われています。高級住宅街と公共住宅エリア（いわゆる生活保護世帯）が道一本隔てて近接していることが多いですので、同じエリアだけでくくることは困難です。
ロンドンの日本人居住区 日本人街
さて、ロンドンには日本人が多く住むエリアがあります。セントラルから近い順に、代表的なものをあげてみたいと思います。（どのエリアでも通勤・通学は問題ないと思います。）
- セントジョンズウッド：ロンドン中心部のやや北部。ビートルズのスタジオがあり、観光客も多い。ロンドン中心部へのアクセスは非常に良好です。フラット アパートメントに住むことになると思います。（このエリアであっても車所有は比較的容易です）
- スイスコテージ：セントジョンズウッドのすぐ北。以上２つはアクセスの良さと閑静な住環境の両立がセールスポイントで、駐在者が多い地区です。
- アクトン：ここも伝統的な日本人エリアです、ロンドン西、地下鉄、オーバーグラウンド等でアクセスが良さそうです。セントラルへ自転車通勤はぎりぎりの範囲と思われます。戸建て住宅 デタッチ セミデタッチに住むことになると思います。TK等、日本食材店が複数点在します。
- ウェンブリー：ロンドン西北、やや離れています。コストコやイケアがあります。クイーンがコンサートを行ったスタジアムがあります。車社会に近いと思われます。
- フィンチェリー：ロンドン北部、やや離れています。車社会に近いと思われます。一般的にはロンドン中心部から離れるほど、ロンドン在住歴が長い人が多い印象です（家賃も安くなるため）。
治安について
下記にリンクもはりましたが、ロンドンの治安は色々な角度から数値からされています。
こういう所はイギリス人は日本人の気質にかなり近いように思います。
これをみると、悪名高いBrixtonでの平均寿命が81才で、だれもが認める高級住宅街 ハロッズのあるナイトブリッジが89才となるほど！と思いますね。
最後に
家賃は中心部から離れれば離れるほど基本的には安くなりますし、サービス業の価格も若干安くなりますので、治安（治安についてまとめたページです）
を考慮しながらよい場所を選ばれるといいと思います。ぜひこれからロンドンへの異動を考えていらっしゃる方の参考になれば幸いです。
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