イギリスの銀行選びについて

イギリス生活の基礎となる銀行口座開設ですが、銀行選びはなかなか大変です。簡単に調べた情報をまとめてみました。

 
Nat West
大手銀行グループの1ブランド。毎月50ポンド増やせば1.5パーセント程度の利息優遇が10000ポンドまであります。維持費有料の口座に切り替えると、レストラン割引のVIP会員等の優遇が得られます。
ロイズ銀行
クラブロイズといった月に3ポンドの維持費がかかる口座に切り替えると、利息が年利2パーセントに優遇されます。利息は毎月払いでもらえます。また1年単位でベネフィットが選べます。グルメソサエティカードは対象のレストランでの食事が25から50パーセントの割引になります。シネマチケットは年間に6回分もらえますが、ロンドンでは映画は20ポンド弱しますので、大変お得です。他には雑誌の定期購読権もあります。毎月1500ポンドの口座残高増加で毎月の口座維持料が返金されます。利息やベネフィットは2つの定期デビット引き落としといった条件をクリアする必要があります。利子発生は一口座5000ポンドまでです。
ヤングセーバーやチャイルドセーバーといった子供用口座がロイズにはあり、これも一口座5000ポンドまで年利2パーセントとなります。1人の子供につき2口座まで開設する事が出来ます。
例えば夫婦子供3人であれば、40000ポンド、約600万円まで年利2パーセントで維持出来ますので、まとまった額を円両替後の保管場所としても良いかもしれません。
 
バークレー銀行
私が調べた限りは利率が良い、または特典が大きいような口座は、特定の店舗利用でキャッシュバック等のメリットがあるようでしたが留学生向けにはなさそうでした。キャッシュカードの側面はブルーでおしゃれな印象です。
 
HSBC
香港上海銀行の略で歴史ある国際銀行。国際送金の優遇を得るためには、1000万円程度の残高が必要だった記憶があります。
 
サンタンデール銀行
赤い看板が目印のレンタルサイクルでおなじみの銀行です。ヨーロッパ内にも支店があるようです。
 
以上がロンドン市内で支店をよく見かける大手銀行です。ATM利用は銀行間で相互無料のようなので、日常生活には支店の有無はそこまで関係ないと思います。
 
残高条件無しで、高金利の普通預金口座がないか探してみました所、残高限度なしで1.3パーセントのネット銀行もありました。まとまった留学資金の保管場所としてこちらも良いかもしれません。

トランスファーワイズ、現在はワイズ Wise

ワイズでは、日本円および英ポンド、カナダ・ドルさらには米ドルの口座まで作ることができ、日本円から外貨への両替手数料は非常に安価にできます(私の知る限り最安です)。ワイズを用いて、海外送金(例えば、住宅の賃貸の頭金の送金)、海外の支払い(ワイズは無料でプリペイド式のクレジットカードを発行してくれますので、口座資金から利用できます)ができますので、非常に助かりました(今も使っています)。日本の資金を時折、居住地に送るのにも役立っています(逆パターンも可能です)。会費や口座維持はすべて無料です。海外生活者には欠かせないと思います。

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外貨送金

海外送金は為替レート(銀行で0.6%、FX利用で0.1%)と送金手数料、着金手数料(計6000円程度)でコストがかかります。私もいろいろ試しましたが、ポンド等、外貨の送金コストは
トランスファーワイズ が最も安いようです。このリンクから試算できますので、よければご確認ください。
特にポンドのようなマイナー通貨は節約効果が高いと思います。
私の計算した所、0.7%程度のコストで送金できます。(100万円送金で7000円程度の費用)

 

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