Tier 4 ビザの取得後のイギリス滞在に必要なビザの更新について
Tier4 Visa はmain applicantからdependentへの切替はイギリス国外で行う必要があります。フランスやドイツといった近隣国、第三国でビザ申請をすることは、イギリス移民局のHome Oficceに問い合わせるとその国に合法的に滞在できるならばOKとの返事がありましたが*、大学の留学生課のコンサルタントに相談すると、できないと言われたこともあり、実際それが可能かどうかはわかりません。
実際にアメリカのビザ切替を日本人がメキシコ、カナダ、イギリスで行うことは実例もあることなので、ビザの切替を近隣の第三国で行うことはそれほど的外れのことではないと思うのですが、この事ばかりは、失敗時のリスクも大きいため、勇気度胸が必要です。
*例えばフランスでの居住許可がある等、居住地となっている国であれば問題ないという意味だと理解しています。
筆者は Tier 4 main applicantメインアプリカントからTier 4 dependant ディペンダントへの切り替えを、(パートナーはTier 4 dependant ディペンダントからTier 4 main applicantメインアプリカントへの切替)は行いました。当初ヨーロッパでの切替も検討しましたが、上記のように該当しないと考え、日本東京にて申請。プライオリティサービスを用いて5営業日にて速やかに問題なく発行されました。
逆にTier4 Visaをすでに持っている場合で、イギリス国内で延長できるケースとしては、以下があります。
・Tier 4 Extension
これはMasterからPhDへのAcademic Progression、もしくは他のMaster等のDegreeが得られるコース在籍しかつAcademic Progressionが示せる場合。同じようなコースを選択している場合は、修士から修士の後者の場合はリジェクトされるリスクがあります。残念ながら5年間の英国居住でのPermanent Resident Permitの申請にはこのTier 4期間のみでは申請できないようです。
・Tier 2
これは年間約30000ポンド以上の有給の研究職や他の仕事が得られた場合です。一般的にはTier 2ビザの発給枠は各機関で定数があり、それでHome Officeは移民労働者数のコントロールをしているようなので、金銭の問題だけではなく、Tier 2ビザを得ることはそれなりに難度があるようです。
ラッセルグループクラスの大学では、コース終了後の半年程度の期間のビザは、Tier 4ビザを申請した時に、自動的に付与されるようなので、1年半程度の留学はビザの心配をすることなく、そのままで可能です。
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