2021年4月1日から、日本ーオハイオ州間での免許取得移行手続きがとてもスムーズになり、試験等なしで取得できます。これはイギリス、EU、カナダの運転免許では認められてない、我々日本人にとって大変貴重な制度になります。
同様な特例(知識確認及び技能確認免除)はバージニア州、ハワイ州、メリーランド州、ワシントン州でも認められているようです。
具体的には、
オハイオ州の運転免許機関であるDepartment of Motor Vehicle(DMV)に
- パスポートおよびビザ
- I-94
- 住所証明できる書類
- ソーシャルセキュリティーカード(持っていれば)
を持参します。
DMVに関しては、DMVならどこでもよいわけではなく、免許の発行となるため、知識検査、視力検査等の実施ができる施設(Driver Exam Station)の付随した大きなDMV限定となります。これが大抵、車がないと行きづらい場所にあるというのが若干矛盾しているところです、、、。
クリーブランドの場合はGoldengate、Parma等のロケーションに限られます。
必要書類に関しては、
を参照し、確実にそれを満たすものを持参する必要があります。
特に、住所の証明に関しては、例えばアパートメントの賃貸契約書はだめ、インターネットの契約書、住宅の保険の簡易的なプリントではだめ(Declarationのページである必要がある)等、事務員はかなり役所的な対応となります。
特に新しく来たばかりでしっかり当てはまる書類がない場合は、Walmart等でFishingライセンス(30ドル弱)を取得して提示するなどのコツがいります。
また出向いたものの書類が足らなかった場合は、DMVオフィスのFax番号を聞いて、例えば保険会社から直接書類をFAXしてもらうという個別対応も場合により可能かもしれません。
Real ID
特に一番大事なのは、Real ID対応のドライバーズライセンスをもらえるかだと思います。
このためにはドライバーズライセンス申請に必要な書類が若干違うこと、また、窓口でも何度も確認をした方がいいと思います。
Real IDでない場合は、免許証に星マークがつかず、空港ではパスポートの提示が求められます。
Real IDであれば、空港では免許証だけの提示で国内線はOKです!
当日
当日は
まず、免許審査の部門(Driver Exam Station)で、ビザ、日本の免許証の提示をし、適合していることが確認されたら、視力検査、簡単な薬物等の質疑応答を行って、小さな紙をもらいます。
それを持参して、一般のDMVに行きます。DMVでもう一度書類を提出し、ソーシャルセキュリティーナンバーがなければ、Notaryによる証明書も同時に申請し(5ドルほど余計に費用がかかります)、身長、体重(フィート、ポンド換算)および髪と目の色を自己申告して、書類手続きは完了となります。
その後、支払いし、写真を撮影(笑顔OK!)して終了です。
後日郵送で自宅に届くこととなります。