私が住んでいる住宅はセントラルロンドンに位置して、2 Bedroomで家賃が週515で年間家賃が26780ポンド(374万9200円)になります。
月換算でおよそ31万円強です。
一方で同じ敷地の2 bedroomは895000ポンド(1億2530万円)で売りにでています。
計算上、単純利回りは2.99%ですが、ここからテナント(入居者)を見つけたエージェント(仲介会社)に賃料の12%程度を数年間払う必要があり、また、物件管理も依頼する場合はさらに6%程度払う必要があります。
また、実際私が入居中も水廻りを中心としたトラブルは散発しています。
例えば、シャワーの水漏れのため、シャワーユニットの交換、食洗機の交換、上水ポンプの設置等で、工事の材料代、人件費を想像するに50万円以上はかかっているのではないかと思います。
住宅購入のために借り入れがあるとするならば、普通預金の金利で1.5%弱得られることを考えると、借り入れの利息分のだけで収支はゼロに近いと思います。
ちなみにカナダの不動産で試算してみました。
トロント中心部で2 bedroom 868000カナダドル(7117万円)。賃料は2900カナダドル(23万5千円)。計算上は利回り4%になります。
やはりロンドンの不動産投資は、不動産価格の上昇によるキャピタルゲインが主目的の投資と思います。
