イギリスとマリファナ

ロンドンで街中を歩いていると時に、特長的な大麻の匂いがする時があります。渡英当初はそのような臭いのタバコ等だろうと思っていました。しかし、どうやらイギリスではマリファナの使用は検挙があまりされていないようで、公園やパーティーやクラブ等で使用している人がいるようです。

ブリティッシュの若者によってはマリファナの方がアルコールよりも副作用(おそらく肝障害や栄養障害、依存性などを指しているのだと思います)が少なくて、より健康的な嗜好品と位置づけている人もいるようで、イギリス社会もそこまで強くマリファナに対して抵抗感はないようです。

また夜間街中を歩いていると、時にピンク色の照明が建物の窓から見えることがあります。当初はデコレーションやおしゃれな意味合いでそのような色の照明を選択しているのかなと思っておりましたが、私はおそらくマリファナの栽培用の室内灯だと推測しています(他の観葉植物かもしれませんが)。一つの通りに1、2軒程度は見かけるような印象なので(インパクトが強いので過大評価しているかもしれませんが、、、)、そこまで稀ではない人達がイギリスでマリファナを用いているのかもしれません。

ちなみにマリファナ吸入者の見分け方は
1、特長的な大麻臭
2、眼球結膜の充血、口粘膜の乾き
3、食欲の増強
3、鈍い応答、多幸感
と言われています。

また、マリファナ吸入は
1、喫煙に伴う肺疾患の増加
2、仕事や勉強意欲の減少(無気力症候群)
3、無感情化
他に男性におけるテストステロンの減少、女性における下垂体性線刺激ホルモンの減少
のリスクが報告されています。

依存性や離脱症状は少ないと言われておりますが、決して副作用がないわけではないですので、イギリスにおいても敢えて手を出すものではないと思います。

ちなみに現地でも使用に法的リスクはありますが、日本人の場合、海外で使用した場合も、日本国内と同様に帰国後に処罰の対象となるようですので、注意が必要です。

イギリス政府によるドラッグ罰則

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