イギリスビザ1

大学が決まり、まずイギリスに入国するために必要なビザについて当時の情報を私の記憶に基づいて記載しました。

  • 入学確定の場合

大学からUnconditionalオファーが得られている場合はCASが大学から与えられていますので、それを用いて英国 Tier 4ビザを日本から申請します。入国後に大学もしくは、指定した郵便局でBRPを入手する流れになります。家族のTier 4 dependentも同時申請が可能と思います。

  • 条件付き合格の場合

1: 本人のTier 4 ビザの申請

大学からIELTS等の英語試験の結果のために、Conditional offer=条件付き合格であった場合は、Vignetteを申請することになります。これはTier 4申し込みと申請自体はほぼ同じですが、パスポートが東京もしくは大阪のVFSから返送された時にVignetteが貼ってあるのが異なります。イギリスに留学する日本人はこのVignetteを用いて観光等の一般的な入国ビザではなく、入国します。そして、大学のプレセッショナルコースで英語の要件を満たし、晴れて合格が得られた後にCASが大学から与えられますので、それを用いてTier 4を英国から申請します。この申請はネット上で完了し、基本的には入学する大学の留学生課がしっかりサポートしてくれます。ここでも費用がかかるのが難点であるのと、選んだビザサービスによってはパスポートが自分の手元に返却されるまでに8週間等の時間がかかるため、イギリス国外からその間、出国できなくなります。

2: 家族のTier 4 dependentビザの申請
留学者が英国でパスポートおよびBRPを入手したら、その後に例えば家族のTier 4 dependentビザを日本から申請することになります。(つまり、最初、プレセッショナルコースの間、観光ビザで入国している家族は、イギリスでビザ申請ができないため、日本に一時帰国することが必須となります。)およその家族が日本で帰国しなくてはならない期間は有料サービスを英国、日本の両者で用いた場合であっても、航空券キャンセルのリスク等を考えるとおよそ1ヶ月半程度になると思います。JALのマイル特典は片道で発券できますので、このような時は活躍すると思います。

必要書類について、
・VFSのビザセンターでは書類をスキャンしてHome Officeに送信しています。また日本は残高証明の要らないlow risk countryとの情報もあり、上記2の場合での、英国銀行の残高証明は原本を電子データで日本の家族に送り、プリントしたものを提出しましたが、これはアクセプトされました。
・戸籍謄本の英訳は、小規模の民間の翻訳会社のもので十分にアクセプトされました。そのため費用も3000円弱で済みました。

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外貨送金

海外送金は為替レート(銀行で0.6%、FX利用で0.1%)と送金手数料、着金手数料(計6000円程度)でコストがかかります。私もいろいろ試しましたが、ポンド等、外貨の送金コストは
トランスファーワイズ が最も安いようです。このリンクから試算できますので、よければご確認ください。
特にポンドのようなマイナー通貨は節約効果が高いと思います。
私の計算した所、0.7%程度のコストで送金できます。(100万円送金で7000円程度の費用)

 

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